歯周病①　歯周病って？　どんな病気？

　歯周病は日本国内で３０歳以上の８割が罹患しているという歯を支えている歯周組織の病気で今や国民病となっています。日本人の歯を失う原因の第１位です。

お口の中は年中１００％の湿度、３７度Ｃの温度、真っ暗、食べ物が１日３回以上入ってくる。つまり熱帯の蒸し暑い夜のような狭い空間に何度も食べ物が入ってくるのですから清潔に保つのが困難な環境です。したがっていろんな細菌やカビや微生物が繁殖します。お口の中には善玉菌、悪玉菌を含め５００種類以上の細菌がはびこっているといわれています。その中に多数の歯周病関連菌がいることがわかっています。

歯周病は歯周病関連菌群による細菌感染症でその菌の毒素などにより歯茎が腫れた、歯の周りの歯が溶け歯がぐらぐらになったりし、しまいには歯が抜けてしまう病気です。

投稿日：2015年5月11日  カテゴリー：歯周病, 生活習慣