歯周病治療
3月2日の神戸新聞の「ひょうごの医療」の特集で危険度を調べる細菌検査の事が掲載されていました。
歯周病は国内で8割以上がかかっていると言われる国民病となり、日本人が歯を失う原因の第1位で今や虫歯より多いとされています。過去には中等度以上に進行した歯周病では歯周外科処置を行い1~2年治療に期間がかかるうえ、歯磨き指導と歯石除去ではなかなか良くならなかった患者さんも多くみられました。
ところがここ最近では、位相差顕微鏡やPCR検査を行い菌を特定し、菌を薬で退治しながら行う最新の歯周病治療のおかげで短期間に良い結果を出せるようになりました。当院でもこれからの有歯顎の超高齢化社会に備え昨年より顕微鏡動画保存および悪玉歯周病菌サーチシステムを導入し、患者さんにとって治療の内容及び治療経過が大変理解しやすい環境を整備致しました。またこの春からは歯科衛生士も5名になり歯周病治療で特に力を注げるよう努力して行きたいと思います。 院長 阿瀬井宏成