歯科医を志す前の子どもの時のこと
そうなんです★幣院スタッフ 歯科衛生士の小山が言うように私の口癖は「砂糖の入った甘いもん食べてへんか?」なんです。 私は小さい頃よく風邪をひいては熱を出して母親がくれる飴を左のほっぺにほおばって寝ていました。小学低学年ですでに左上の6歳臼歯を虫歯にしてしまって抜髄「神経を取る治療」をしてもらったことを今でも記憶しています。炎症が神経まで波及し夜も眠れない痛みを経験しました。急性炎症があり麻酔を何回も足しても効かなかったのをよく覚えています。左のほっぺに飴を含んでから左の奥歯が悪くなったのです。 また高一の夏に200ccの瓶入りの炭酸飲料を2ケース(48本)いただいたのですが、家族があまり好まなかったのでほとんど私一人で飲んでしまいました。夏休みが終わり高校の体育の100m走で急に左足に異音と痛みを感じたと思った瞬間転倒しました。 2,3日しても痛みが治まらないので病院に行くと左足付け根の腸骨骨折でした。 全くお恥ずかしい話です。
飴などを習慣的に口にするとお口の中のPHが下がり、歯が溶けやすくなります。乳歯や生えたばかりの永臼歯は大変デリケートです。 また炭酸飲料等の砂糖を多く含む飲料を習慣的に摂取すると血液がアシドーシス(酸性)になるため打ち消すために骨のカルシウムが血液中に溶け出し、結果骨がもろくなります。
たまに口にされるのがいいと思います。 私は特別なイベントの時だけにされることを提案いたします。例えば遠足、社会見学、クリスマス会、誕生会、お楽しみ会等々です。頻度が少なければ問題ありません。
院長 阿瀬井宏成