第20回口腔保険シンポジウム
7月5日に東京で開催されたシンポジウムの中で慶応大学の口腔外科教授の中川先生が特別講演をされています。
ご講演の中で『歯周病は夫婦や親子間でうつります。ただ、細菌がいるからといってすぐに悪くならない。また加齢や糖尿病、肥満、喫煙、歯ぎしりなどの要因が組み合わされると、歯周病になりやすく、悪化しやすくなります。』とお話しされています。
その通りで家族間での歯ブラシの管理がきっちりできていないと子供でも位相差顕微鏡像が異常に活動的であったり、糖尿病や喫煙により組織の免疫力が低下している患者さんの歯周ポケットが深いなど臨床的にも見うけられます。
今年から丹波市でも歯周病検診が始まりました。何らかの歯周病症状がある方は市内の歯科医院で検診を受けることができますので是非この機会に受診をお勧めいたします。
投稿日:2014年8月22日 カテゴリー:歯周病, 生活習慣